せっかくなので、簡単に書かせて。

ブログの書式とかテーマとか考えずに書いてもいいかな

ポジティブ心理学

こんにちは。お昼です。

さて、長らく暇だった仕事ですが、秋スタートで新しい取り組みが始まるようで、それに向けて夏あたり忙しくなってくるのではないでしょうか。

最初は引き継ぐつもりで他人事だったんですが(引き継ぎ書も作成していたのに)なんとなく当事者感が出てきて、やれやれと思っているところです。

新しい成長がないといっても、手持ちの知見を使って仕事をするというのは、まぁ部署で言うところの専門家ではあるので、ありがたいことではあるんですよね。

慣れた環境にて引き続き、自習するしかないですね。

今後の自習について

6月に入れば、院試の詳細が出るはずなので、最寄りの放送大学の学習センターに行って募集要項を取りにいかないといけません。

大学院修士全科生入学希望者ガイダンス」の案内も来ているのですが、すでに3回は行ってるのではないでしょうか。卒業前に様子見で2回、卒業してからは受けるつもりで1回、卒業生の言葉は本当に勉強になるけれど、質疑応答やそのほか日程の説明などは聞く必要もないので、今年はスルーしようかな。

一年経って、さほど座学の勉強も進んでいないし、研究テーマも絞れていないのだけれど、本は少し読んでいたので興味のある分野はさらに追加されたかな。

図書館で「ポジティブ・コーチングの教科書」を借りてから、ポジティブ心理学に興味を持ち始めでいたので、最近はこれ系統の論文を読むようにしています。

ポジティブ感情とネガティブ感情

そこで、ちょっと驚いたんですが。

ポジティブ感情とネガティブ感情って、なんか対局にあるイメージですよね?反対語みたいな。でも、少し読んでみると

ポジティブとネガティブな感情は1次元上の両端にある関係にはない
(山崎勝之 2006 ポジティブ感情の役割)

 らしいんですね。どういった仕組みになっているか複雑そうですが、どうやらそれぞれ異なった神経経路によって支配されていて、独立しているようです。

その中で、わかりやすい解説が書かれていました。

両感情の機能は,しばしば,森と木を見るときの例にたとえられ,木を見て森を見ないのがネガティブ感情で,森を見て木を見ないのがポジティブ感情となる
(山崎勝之 2006 ポジティブ感情の役割) 

 まだまだ勉強足らずなんだけど、ちょっと読んだだけでもこの興味深さ!

ポジティブ心理学にしようかな

以前は、健常者に向けたサイコエデュケーションの取り組みについて調べようと思ってその方策を模索していたんだけれど。

だいたい、無資格でカウンセリングとか実験やるとか、健常者相手でないと難しいしね。実際に病気を抱えている人相手にしていいはずない。(身内は診てるけど…)

でもそれって、今後の心理職をやる上でも同じことがいえる。この年で新人なんです、どこの採用でも困難したように、同じ状況が起こるに違いない。
経験者でないと、スクールカウンセラーも心理カウンセリングも必要とされない。

そうなるとやっぱ、マイナスをゼロにするカウンセリングというよりは、ゼロから3とか5にするコーチングや研修など勉強していく方が受け入れられやすい。そしてもともと、身の回りの人を病まないようにしたい、病みにくい体質にしたいという目的にも合致するしね。

このポジティブ心理学というのは、今まで心を病んでしまった人を治療する心理学が盛んだったのに対し、病んでいない健常者の心についても研究しようじゃないかと、2000年ごろに提唱された新しいものです。もう本はたくさん出ているので知ってる人も多いでしょうね。

そういう意味で、修行中の私にはぴったりなのではないかと思うのです。

そうなると始まる読書

方向性が決まると、大枠を知るために関連書籍を読み始めて、論文をいろいろ読んでみて、その中から一番興味のあるテーマを探していくことになるのかな。

もう数冊はピックアップした。というかそういうページに行き当たった。

www.positivepsych.jp

 

うう、ありがたい。こういう書籍の紹介大好き。

この中から、私が注目したのはこちら。

   

「夜と霧」「それでも人生にイエスと言う」についてはもう購入してしまった。

「夜と霧」はナチスドイツに収容されていた方の話なので、「心理学と関係あるの?」って思う人もいるかもしれないけど、人生に意義について考えさせられるという言葉に誘導されて読みたくなりました。

ポジティブ心理学自体が「幸福」について考えることが多い学問だからかもしれませんね。

それと別で購入したのがこちら。

データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則」

なんでこれ~~~!!自分でもわからない。勢い、なのか?

これは「人間行動の法則性」についてデータに基づいた書籍なんですね。これぞまさに心理学といえるのではないでしょうか。

経験とか気合だけで、マインドを上げようとは思っていません。それでは宗教や昔の部活動と同じになってしまう。それに、そういうの信じない人増えてるしね。

私に足りない分野だなと思ったから思わず購入したのではないでしょうか。

それにこれ夫とか男性陣の心に響くのではないかと思って。

以前友人が「サラリーマンの哀愁」が気になると言っていたけれど。私は、当時まったくだったけれど。

感情を出すように教育されてこなかった男性。という側面から見ると、哀愁が漂っているように見えなくもない。学生の研究結果は多いけど、中高年男性の研究は少ないしね。

 

そんなことも頭にちらーっとありますよ。

はぁ、そんな昼休み。食べずに書いて終わってしまった・・

 

では!