養育費問題が気になって
こんにちは。
今日もランチタイムで書ける分だけ、気になったことを書いてみよう。
- シングルマザーのライフプラン
- 母子家庭の離婚事情
- 我が家での危機から
- 危機の時に読んだ本
- 私のライフプラン
- 養育費を受け取っている割合
- 養育費をめぐる動き
- 問題はお金だけじゃなかった
- 平等に考える癖をつけよう
- さいごに
- ※補足
シングルマザーのライフプラン
前に書いたか書いてなかったか忘れてしまったが、シングルマザーになった時のライフプランを用意している。
何歳くらいではどれくらい稼いで、どんな家に住んで、生活費、学費はこれくらい、その時の貯蓄はこれくらい。という奴ね。
一応これを目安に、転職の必要性、引っ越しのタイミング、貯金目標なんかもわかるし、生活が成り立つか成り立たないかもわかる(はず)。
母子家庭の離婚事情
最近は離婚が増えてきている(再婚も増えている)けれど、私だって対象外というわけにはいかない。子を持つ身として、いざという時の算段は必要。
実際にこの手の話をしてみた場合の「私も調べてみたいよ」率は結構高い。
離婚でシングルマザーになった場合の子供(末っ子)の年齢というのが統計に出ているけれど、一番高いのが「0~2才」で35.1%、次に「3~5才」で20.9%、5才までの離婚率が56.0%。子供ができると家族の形が変わるから、その変化についていけなかったのだろう。
我が家での危機から
実際に子が2才になるまでの夫婦の小競り合いが多かった!
これは私の推論だけれど、2才過ぎてくると子供が大人と同じようなものを食べれるようになり、話せるようになってくるから、父親が対人としてのコミュニケーションが成り立つのよね。だからやっと人として認めてもらえたというか(ひどい)、人権ができたからなのではなかろうか。
ミルクや離乳食をあげたり、おむつ替えとか服を着替えさせたりという、面倒なケアの割合が下がるから、母親も付きっきりではなくなるし。(あまりケアしない父親を想定してください。)一般には、赤ん坊に妻を取られてすねているというパターンもあるらしいし。
とにかく、離婚まではしないまでも、子どもが生まれてまもない家庭では多少なりともぎすぎるした時間を過ごすところが多いのではないかな。
(もうランチタイムが終わりそう…)
危機の時に読んだ本
「アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと」
これはもう、藁にもすがる気持ちでw
こんなにもこちらの気持ちがわからないのは、もしかしたら夫はアスペルガーなのではないか。あんなに傷つくことを出産後の私に言うのかと真剣に悩んでいたころの購入です…笑えん
「人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」 (光文社新書)」
Amazonの商品説明にある以下の文面を読んで即購入した気が…
やはりほろ苦い。
・「嫌いな人」は、実は自分に似ている
・人間関係がこじれていく「本当の理由」
・心がぶつかったときこそ、「絆」を深める好機 つづく
これは、小競り合い(というか妄想ではパワハラ)が落ち着いてきたころに、無性に腹が立ったころにタイトル買いしてしまった。フォローしていた方のおすすめだったように思う。
私のライフプラン
また本筋から外れてしまった。あああ
そんなこんなで私は万が一のためにシングルマザー想定でライフプランを作成していた。内容は子供の年齢別でこんな感じだ。
(保育園)
小学校に上がるまでは、時短勤務で計算。不足分を「養育費」で少し補填する形を取った。金額は3万円。これが多いか少ないかわからないが、子どもの食費と教育費の半額くらいではないかなぁ。保育園が高いので。それでも月々は3万円のマイナス。もちろんフルタイムで働けばカバー範囲内だ。
(小学校~高校生)
フルタイムは必須になるし、貯蓄もしていく必要がある。学校はすべて公立想定。生活費は少し増えるが収入も増えるので、月2万円は貯蓄に。
と言いたいところだけれど、その前の保育園時代かこの12年の間に、新しく身につけたスキルをもって転職を果たしている予定。収入はキープできているのかな…
(大学生)
快適な生活ではないかもしれないが、まだ安いところに住み続けているぞ、
私は、この頃には60を過ぎているけれど、新しいスキルを使えば、地味ながら活躍していけるはず。学費がばかにならないが、なんとか400万以内でおさめてください…学費は貯蓄から賄えば月々はなんとかセーフの予定。
(社会人)
さぁ、子どもが就職できたぞ。家から通うなら今こそ家計にバックしたまえ~~~。月に2万円入れることを要求。2万円なんて優しいでしょ、私は手取り収入の2割っていう割合制だったぞ!ここで晴れて養育費(教育費)はもう払わなくていいよというつもり。
子どもが引っ越して独り立ちするならば!私はここで夢のシェアハウスに住むぞ~100の夢リストにも書いているんだ、シェアハウス~!
このころは40年かけ続けていた個人年金が満期を迎え、10年くらいは安泰なはず。10年以降は、国から年金がどれくらいもらえるのかそれが問題。
養育費を受け取っている割合
上述のように、当たり前のように「養育費」という名のもとに月に3万円ほどいただく想定でプランを立てていたものの、先日はこんな記事を見て驚いた。
「働いても働いても貧困」なんとも重苦しいやるせない記事だ。ここに養育費の問題と他国のシングルマザー事情についても書いてあった。
なんと、養育費の受給率は20%。生活が困窮しているシングルマザーなのに、養育費はもらっていないのだ。
そもそも、経済的なDVが原因で分かれた夫婦の場合は見込めないだろう。その他のDVだってそれは見込めないか。基本、顔を見なくてすむならばと離婚した人も多いのだから、その時は「養育費なんていらない」となっているかもしれない。
しかし、養育費は子供のためだからなぁ…
あまりにも衝撃を受けて、「養育費」についてあれこれ調べてみたり、フォローしたりした。
養育費をめぐる動き
これは、1992年に「離婚の90%以上を占める協議離婚において、養育費の取決め率・履行率が低い現状に鑑み、養育費の支払いを確保するための制度改革を提言」したものの、予備差押制度が新設されただけでほどんど改善されなかったために、2003年に再びパワーアップした意見書を日弁連が提言したもの。
びっくりするくらい昔から問題があったのに、何も解決されていないという。
この日経の記事では、養育費の不払いに対して「強制執行」ができるような法を作ろうという動き。さてさて2018年になったけれど改正案はもうだされたのかな。
いやいや、「強制執行」できるようになるだけじゃだめだ、離婚届けを出す時に「養育費」の取り決めをすることが大事。*1
問題はお金だけじゃなかった
ツイッターで「養育費」関連のコメントを見ていると、「養育費」と対ででてくる言葉に「面会交流」というものがあった。
これは、シングルマザーなら別れた夫、シングルファーザーなら別れた妻と子供を会わせるという取り決めだ。ドラマでもそういうシーンはよくあるし、逆にまったく会わせないという話も見聞きする。友人の場合は相手を居ない想定にしていたり、憎むべきものに設定している場合もあった。
ツイッターに戻ると「養育費払わすなら会わせろよ」といったコメントがあった。逆に、「面会交流」にばかり力を入れている人が「DV親もいるんだよ、会わせればいいと思うな」など言われる場面もあった。
会わせたくないから養育費ももらわないということもあるだろう。養育費払ってるのだから会わせてくれよという場合もあるのだろう。
問題があって別れるのだから、顔を見たくない気持ちはわかる。しかしそれが貧困・困窮がにつながるのは良くない。相手側に収入があるのなら、なんらかの方法で子供側に養育費が支払われることを望む。
また海外の事例でもあるように、親の資質に問題がない場合は面会する権利もクローズアップされる必要がある。
平等に考える癖をつけよう
そもそも「母性本能」というものが後付けであったり、1965年からだっけ?「離婚したら母親が親権を持つ」割合が増えてきていたり、育休がとれる男性が少ないなど、男女平等と言いながらも平等でないケースがまだまだ多い。
なんとなく当たり前に思っていることも疑ってかかった方がいい。
子供のパンツを買う話を聞いたのだけど、母親だからって息子のパンツをいつまでも買っていてはいけないようだ。子育てや家事の延長作業なので、一見意味がわからないかもしれない。
でも逆に考えて「父親が娘のパンツを買う」想像をして欲しい。いくら小さいころから世話をしてきた娘でも、小学校のどこかのタイミングでは父親の出る幕ではなくなるはず。母親にも同じことがいえるだろう。少なくともそれくらいの想定があってもよい。
世の中は私が生まれてからもすごいスピードで変化している。当たり前に使っていた言葉、当たり前に認知していたことが、すでに人権侵害ということは多々ある。
男女に限らずだけれど、なんでも置き換えて平等に考える癖をつけよう。昔習ったことはすべて過去の遺物だ。
世の中は進化してる。
さいごに
あぁ、本日もこんなにはちゃめちゃになってしまった。
文章(構成)うまくなりたいよ。
とは言うものの、自由に書けるからこれをやってるんだけど。
※補足
平成24年4月1日から施行された改正民法により、「養育費の分担」と「面会交流」が協議離婚の際に父母が協議で定めるべき事項として明記されました。
— *養育費* (@youikuhi) 2018年2月21日
また、これらの取り決めにおいては、子の福祉を最も優先しなければならないとされております。
一応、こういう取り決めはできているみたい。しかし…
協議離婚による公正証書での取り決めをしている場合の履行率は45%ですが、調停離婚での取り決めをしている場合の履行率は28%と低下します。
— *養育費* (@youikuhi) 2018年2月21日
取り決めをしている場合でも履行率は半分以下か。というか取り決めをしている率はどれくらいなんだろうね。
離婚に占める協議離婚の率は90%らしいけど、最近はちゃんと取り決めするようになってるのかな。
*1:※補足あり