結婚4年目で思うこと
本当に中身はないようなこと。
異性に限らず、なんというか人と上手くやっていく、生活していくというのは、本当に難しいものなんだなぁ。
楽しいことは保持・持続しにくく、苦しみや悲しみは積み重なって持続するような。そういう思い込み自体が弱っている証拠なのだけれど。
相場でも下げのインパクトの方が大きいらしいから。
苦しいことは分けあい、楽しいことは倍にするために一緒に暮らすことになったのにね。
月日の流れというのは、人をこんなに変えてしまうのやね。
そうぐだぐだ言ってても仕方がないので、実家暮らし、独り暮らし、結婚(同棲)生活の比較などしてみよう。
実家暮らし
⚫メリット
食事を作らなくてよい
洗濯をしなくてよい
学生時代の友達に会いやすい
生活費が安くてすむ
何となく日々が過ぎる
⚫デメリット
何かを考える時間が少ない
家賃を入れる必要がある
親がうるさい
プライベートがなんかない
家族の用事、イベントが増える
自分の行動に報告義務がある
お風呂とトイレが共同(当たり前!)
あちこち汚い
おしゃれには生活不可能
荷物はあまり増やせない
いやいや、甘えてましたね。母のお陰で全てが成り立っている。家事はしなくてよいとかではないのだ。
報告義務とか言うてる場合か。「今晩ご飯要りません」がなぜ言えなかったのだ。
お風呂に入らず電気をつけたままうたた寝して何度叱られたことか。
年齢と共に実家暮らしは苦しくなっていき、私は22で家を出ます。私の勝手ですよね...
独り暮らし
⚫メリット
何をしても自由である
外泊、外食、残業に連絡がいらない
友達を連れ込める
資金次第でスタイリッシュに生活できる
身だしなみ気にしなくてよい
趣味や仕事に没頭できる
⚫デメリット
ひたすら寂しい時がある
仕事で落ち込んでも、恋愛で落ち込んでも一人
若い時は貧乏すぎて生活困窮
何をしてもお金がかかる
人としてやばくなっていっても気づかない
病気、事件、事故、災害時に助けがない
いやいや、独身生活も20年ほど経験しました。自由でしたね。
若い時はダブルワークしながら何とか生活して、上司や先輩と飲みに行きました。
仕事や失恋で大泣きしたり、一人で打ち上げしたり、当時最先端のチャットで知り合った人と飲みに行ったり、飲み会後に上司達5人ほど泊めたり、美味しいものたくさん集めてたまったドラマの録画を堪能しました。
それでも、このまま独り身でいいのかという悩みは常について回りました。それを打ち消すような考えが全くなかったのです。
一人でじっとしていても仕方がないのでイベントは自ら企画したり乗り込んだりして楽しみました。
好きな人はいつもどこかに確保していました。実らないことの方が多いけれど、それがなんか生活の彩りのようで。
本当に実らない。でも今から思うと実った恋などは悪い思い出にしかならず、実らなかった方がきれいな思い出に。勝手なもんです。
独身時代に異性を見る目を養えというのは本当で。見る目というか、もっと痛い目にあっておかなければならなかったのかな。夢みたいなことばかりでは、生活できません。
飲んだり遊んだりすることが多く、貯蓄は好きだけれどなかなかはかどらなかったな。
結婚(同棲)生活
⚫メリット
人生の軸ができた感
生活、人生がリセットされた感
帰る場所がある感
パートナーを待つ喜び(初期のみ)
生活費に余裕ができる
帰るコールが嬉しい(初期のみ)
子を作ったりしやすい
話し相手ができた(と思った)
恋愛ハンターにならなくてよい
がむしゃらに生きるだけでよい(これがだめなのか!)
老後の不安の減少
親の安心
精神の安定
⚫デメリット
料理、洗濯、掃除の義務化
生活(飲酒、外泊、イベント、趣味)の制限
生活習慣や常識のすり合わせ
生活に関する様々な議論(インテリア、生活用品、旅行などすべて)
生活圏が変わり活動範囲が激減
パートナーとの関係が変化する(場合あり)
さ、ここまでが色々な義務のある私の時間の限界です。お迎えです。
まだまだ書き足りませんので、後日更新予定です。
(続き)
色々メリデメを書いていて思ったけど、日常の悩みとか不満なんて、めちゃくちゃあるのに箇条書きにすると一行に収まるものなんやね。ふふふうける。
こんなタイミングだったので、録画していた「最高の花婿」みたいな洋画を15分くらい見たけど、なんかお腹一杯になり見るのをやめた。
何て言ったってこのストーリー、フランス人の4人の娘の婿が、それぞれイスラム教徒、ユダヤ教徒、中国人、黒人になるというコメディなんだけど、スケールが壮大すぎて私がちっちゃくて笑えない。。
逆にこれくらいのスケールだと問題が大きいから小さいことには構ってられないんじゃなかろうか。
さて、何のために生活をしているのか。
アドラーによると、ストレスは全て人間関係が原因らしい。さらに、人は人間関係なくしては生きてはいけない。だったかな。
ぬくぬくと一人だけで生きていけるとしても、多分私は選ばないだろうし。人と関わるからには楽しみも苦しみも覚悟しないとだわね。
それこそ、「私を離さないで」のような使命があるわけでもなく、誰と住むかどこにすむかなんて我が国では自由なのだから。
楽しく生活できないのなら、楽しく生活すべく策を講じ、だめならスタイルを変えるしかないよね。
そのための勉強なり仕事なり貯蓄、人脈作り。そういうのを怠ってはいかんよね。
さ、さ。がんばろ。