せっかくなので、簡単に書かせて。

ブログの書式とかテーマとか考えずに書いてもいいかな

最近の認知の修正と「夜と霧」感想

こんにちは、お昼です。久しぶりな感じがしますね。

気分的に、転職活動は一旦お預けで、7月に出るという会社の新体制を見てみようという気になりました。時短勤務に対する制度と、業務委託として外部で勤務する社員に対する評価制度が少し変わるらしいです。私はどちらにも当てはまるので楽しみです。

それと同時に、勤務会社にて6月から導入されるシステム、10月からの新商品、12月の新サービス展開を含め、今の職場にも変化があるので楽しみになってきています。私の担当業務、提案なども色々と通りそうな気がしています。

そして本日は、配属部署に新入社員がやってきました。新鮮ですねぇ。こんな頃を思い出します。転職をしての、フレッシュな気分を味わい損ねましたが、身近にこういう存在がいると、なんか先輩としてアドバイスしてしまいたくなりますね。

前向きな認知

さて、以上長々と述べた口上。少し前向きな気がしませんか。
これは、勤務する会社の状況が変わってから、心に折り合いをつけるために、色々と認知を変更したことに起因します。
特に誰に相談したり、調べたりすることはしなかったですが、この認知の変更という作業は、うつ病などの治療にもよく使われているものなので、下で例を出してみようと思います。

認知の歪みの種類と例

私の転職活動に対する認知がそれほど歪んでいたとも言えないですが、少々落ち込んでいたのは事実です。

では、どういった歪みのタイプがあるのか、「デビッド・D・バーンズ」が悪い思考パターンを10つ見つけてくれているので、その歪みをリストアップして、私の状況に当てはめてみます。

基本的に私は、どちらかというとポジティブ志向なので、寝て食べたら自動的に打ち消しの認知が支配するようになりますが、状況が深刻な場合は外からの働きかけで認知を変更する必要がありそうです。

 ●全か無かの思考
 ”必ず転職を成功させる、がんばればできないことなんてない”
●行き過ぎた一般化
 ”やはり中高年の転職はむつかしい”
 ”時短の転職はむつかしい”
●心のフィルター
 ”面接での成功率は0%。容姿や対応に問題があるに違いない”
●マイナス思考
 ”書類選考が通ったのは申し込み者が極端に少なかったのでは”
●論理の飛躍
 これは該当ないかなぁ
●拡大解釈、過小解釈
 ”誇れる経歴といっても10年以上も前の話だし今通用すると思えない”
●感情の理由づけ
 こちらも感情を決めつける対象がいなかったかなぁ
●~すべき思考
 ”転職サイト(エージェント)は、若い転職者だけでなく
 中高年にもチャンスを与えなければならない”
●レッテル貼り
 ”そもそも高齢時短勤務者にチャンスなど巡らないのだ”
●誤った自己責任化
 うーん、こちらも不利益を被ることはなかったような。
 例えば ”面接日に雨ばかり降るなんて、てるてる坊主しなかった私が悪いんだわ”
 なんじゃこの例えw。下手すぎる…

認知行動療法で認知の歪みを戻す

こういった歪みは、現実を不正確に認識してしまい、ネガティブな感情を増幅させてしまう危険があるので注意ですよ。詳しくは「認知の歪み」で検索するといっぱい出てくるので、落ち込んだ時には思い出してくださいね。

落ち込んで心が出てこれなくなった時は、少なからず認知が歪んでいると思われます。そいういう考え方が癖になってしまってるのですね。ですから、それぞれの「認知の歪み」を見つけて改善し、正常な認知パターンに戻そうっていう、これが「認知行動療法」ですよー。

最近の読書

さて、突然話が変わりますよ。ここ数日間の通勤時間で「夜と霧」を読み終えました。最近傾倒している「ポジティブ心理学」に関連する書籍なんです。

この本は、フランクルという心理学者が書いた、自身の強制収容所での体験をベースにした「生きることの意味」についての話です。

文章力がないので上手く伝えることはできないのですが、私の共感ポイントをピックアップします。

・「本質」と「現存」の意味の違い。(p63)

・収容所の芸術とユーモア。(p68-75)

・精神の自由(p109~)

・旧版訳者のことば

・訳者あとがき

細かく書いていこうと思いましたが、後半に行くにつれて、心理学者としての伝えたい熱量が半端なく、深く、書ききれません。最初、収容所自体の仕組みや流れに翻弄され、読み手側も戸惑うこともあるかもしれません。

しかしそういったことはどうでもよくなって、徐々にこの本の「本質」がわかると思います。おそらくこの本に慣れてから再度読み直すのが良いのかもしれません。

カバーを外すと真っ白なこの書籍。どうかこの本のように純粋な真っ白な精神で生きてたいなと思いました。大事に大事に刻みたい一冊です。

丁度、下山中に行方不明になった親子が発見されて、見るにたえなかった時期に。
「生きる意味」について書かれたところにいきあたりました。

生きることには困難や死、全て含まれているのだと。それでも意義はそれぞれにあるのだと。

もう少し整理したらまた書き直そうかなぁ。

あとがきまで読めばわかりますが、旧訳と新訳があり、ベースとなるフランクルの本自体が改訂されているようです。時代の流れとともに、冷静になる部分、ここだけは伝えたい部分があったのでしょうね。

そういったものも含めあとがきまで感動しました。

こちらが旧版

 

ではでは。もう夕方です…